瞑想とあそぼ。

楽しく人生を過ごすために、瞑想始めてみました。

トップアスリートと同じレベルの精神力を持つためのトレーニング法

トップアスリートは本当にすごい。

 こんにちは。

 突然ですが、まめたろうは、あまりスポーツ観戦はしません。ただ、たまにオリンピックやサッカーのW杯などを見ていると、選手の研ぎ澄まされた集中力、極限の状況下でなお結果を出すという精神力の強靭さに感銘を受けます。今回はそんなアスリートの能力の秘密に迫った記事を発見したので紹介したいと思います。

トレーニング次第では、その精神力に近づくことができるようです。

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 能力の秘密はやっぱり脳にあった。

 ストレスフルな状況の直前、その間、その後において、脳の特定の領域の活動は変化しているようです。そして、その脳の活動はストレスフルな状況下において注意力、集中力を維持し、最大のパフォーマンスを出す能力に影響しているみたいです。

 

実験に用いた方法

 記事によれば、マインドフルネス瞑想(気づきを重視し、考えや感情を判断することなしに傍観する瞑想)を改良したmPEAKという方法を用いたようです。実験はカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)のチームで行われました。

 

実験方法は?

 ストレスにどのようにアスリートたちが対処するのかを調べる実験で、マスクによって酸素の摂取が困難になるというちょっと苦しい気持ちのする手法が用いられました。その結果、なんとアスリートたちは、ストレス下で受けた認識力テストにおいて、通常の場合よりも「よりよい結果」を出しました。対して、一般人は結果は通常の場合よりも悪くなりました。てか、当たり前ですよね。

 さらに、続きます。脳の画像を確認すると、アスリートの場合、そのストレスフルな状況下に陥る「前」に脳の一部に活発な活動が見られたようです。それに対して、一般人の場合には、ストレスを感じた後にその部位に反応がありました。insular cortex(島皮質)という、他の体の部位から脳に伝達されるシグナルをモニタリングする役割を持っている部位です。

 これは、アスリートは不快な感情をあらかじめ予測して過度に反応することを防ぐことができるということを示しているようです。

 

“The main benefit athletes get from studying mindfulness is an increased ability to focus,” MacDonald says.

「マインドフルネスを学ぶことによってアスリートが得られる最大の利益は、一つのことに集中する能力を高めることができることだ」と、マクドナルド博士は述べています。

 確かに、どんな状況下においても集中力を最大化できる能力があれば、緊張マックスの状況でも結果出せますもんね。欲しいなーこんな力。この実験結果に着目してBMXの世界でもUCSDで用いられた方法を選手に使っているみたいです。

 

たった五分でも訓練すれば、この能力は鍛えることができる

 脳は筋肉のようなものです。BMXの選手たちは1日2回30分程度の瞑想トレーニングをしているようですが、我々は5分でもいいから始められればいいのかもしれません。具体的に「mPEAK」がどのような手法なのかはわかりませんが、一般的な瞑想でも十分同様の効果が期待できると、まめたろうは勝手に思っています。だって、同じ瞑想の種類じゃないですか。mPEAKはスポーツに特化したプログラムのようですが、ベースは瞑想です。

 

最後に

 脳が、事前にストレスを予測し、実際のストレス下になったときには最大のパフォーマンスを発揮し、さらにストレスからの回復も早くなる。こんな力が得られるなら、ちょっと本腰入れて瞑想してみようかなって思います。ただ記事にも書いてあるとおり、直ちに結果が出るものではなく、「より練習すれば、より報いを受けることができる」のです。ゆっくり、焦らず。

 最後まで読んでくれてどうもありがとうございました。

 

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