瞑想とあそぼ。

楽しく人生を過ごすために、瞑想始めてみました。

罰を与えるか、瞑想を与えるか。海外の教育現場が出した結論は?

学校教育と、生徒に罰を与えること

 こんにちは。まめたろうです。もう、気が付いたら義務教育ははるか遠い昔になってきた感があります。今日は教育現場のリアルを紹介したいと思います。瞑想によってどのように教育現場が改善されているのか。アメリカのバルティモアの学校における瞑想導入事例だそうです。

 

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 懲罰の効果はとても薄い。瞑想はメリットが多い。

 結論からいえば、学校教育において瞑想やヨガを導入することによって、生徒の問題行動が減少したということでした。具体的には、停学率の著しい低下が瞑想導入後4年後に確認されたということでした。

 それまで学校は問題を起こした生徒に対しては、反省文を書かせたり居残り授業をやったりと様々な罰を与えることで対処していたそうです。しかし、それによっては生徒の問題行動は改善することがありませんでした。

 さらに、瞑想導入後、生徒が、衝動的に行動するのではなく、平和的に生徒同士のイザコザを解決するようになったといいます。

 

瞑想を導入する学校は増えている

 実際にバルティモアのこの学校では、問題のある生徒のみならず他の生徒にも定期的にヨガや瞑想のプログラムを実施しているそうです。

 この教育成果に習い、アメリカでは他の教育機関においても罰の代わりに瞑想を同級するケースがあるようです。実際にアメリカ国立衛生研究所の発表した研究結果によれば、ベイエリアの小学校において瞑想を送信した結果、生徒の行動が改善、学問的成績がアップしたそうです。

 

懲罰は時に状況を悪化させる

 なお、ここでいう罰とは、反省文を書かせたり、放課後宿題を最後前終わらせたりなどのことを指しているようです。こんなことをしても、結局生徒はぼんやりと時間が過ぎるのを待っているだけで、行動変化を促す効果への影響はとても弱いものと言えるでしょう。

 さらに、停学や退学はさらにネガティブな影響を持っています。これによって心理的な安定を失った生徒たちはより自分を傷つけるような行動に出てしまいます。

 

日本はどうなのか。瞑想は色眼鏡で見られることもあるかも。

 考えさせられる記事です。

 もっとも、日本でもおそらく瞑想教育を導入している学校はあると思います。日本も絶対に進んでいるはずです。思い返せば、まめたろうも義務教育の頃、毎日瞑想の時間がありました。今振り返ってみると驚きですが、実際のところ、瞑想の利益に関しては、日本人はよく知っているのではないでしょうか。禅宗だって日本のものです。

 でも、現在のトレンドを見てみると、瞑想はある意味で逆輸入的に、海外の瞑想の効果に関する科学的な知見を元に、宗教色がない形で取り入れられている気がします。

 日本でも瞑想の価値は古くから気付いていたが、現代社会においては、ある意味で宗教的な側面、少しでもカルト的な側面があると、心理的なバリアが生じてしまうといったところでしょうか。人は、知らないものに対して、それを知る努力をするよりもそれを排除する努力をする傾向があります。まめたろうにも瞑想以外のジャンルに関してはそういったところがあります。瞑想について、様々なところで話をすることもありません。「普通」だと思われていたいからです。

 でも、瞑想に関しては、今後もっとポピュラーになっていって、瞑想していることがある種ステータスになっていくのだと思っています。

 

懲罰は完全に無くなるのか

 子供の教育に対しては、とても興味があります。

 自分自身、居残りをしたりするよりは、瞑想やヨガを通じて、自分を責める気持ちを生じさせるのではなく自分の今後を良くしていこうという気持ちを生じさせて欲しかったなと思います。それなりに懲罰は受けた記憶があるので笑。

 しかし、どんなに瞑想が素晴らしい効果があったとしても、懲罰は無くならないと思います。懲罰には、本人を改善する意味もありますが、それ以上に秩序を守るとか見せしめ的な意味があると思うからです。ルールを守って生きるという根本的な法則を理解させ守らせるためには懲罰は時に必要ですから。なので、生徒の資質を高めるサポートという位置付けで瞑想を活用する学校が増えていけばいいなと思っています。

 

結構広いテーマでも考えられる

 子供はまだ発達段階で今後いかようにも資質を伸ばすことができます。環境が大切です。でも、もっと広い視点で考えたら、問題を抱えている人が社会で生きるためにどう問題を克服していくべきかという全体的な問題に発展しそうです。刑務所とか、依存症とか、家庭内暴力とか。こんなことについても瞑想という切り口で考えていけたら面白いなあと思っています。

 

 ちなみに、子供に対する瞑想を与えるメリットについても、次の記事に書いています。関連記事として載せておきます。

meisoudebennkyousiyo.hatenadiary.jp

meisoudebennkyousiyo.hatenadiary.jp

meisoudebennkyousiyo.hatenadiary.jp

瞑想アプリでも子供向けのプログラムの提供を始めたみたいです。

 

meisoudebennkyousiyo.hatenadiary.jp

 

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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