殺人、ドラッグなんでもありの地獄のメキシコ刑務所、瞑想により秩序改善に。

恐ろしすぎるメキシコの刑務所

　こんにちは。まめたろうです。今日は、本当！？と疑ってしまう記事があったので紹介します。こうやって瞑想を軸に世界を眺めると色々な新たなことを知ることができるのでいいですね。しかし、メキシコはぶっとんでいますね。

www.insightcrime.org

瞑想を取り入れて暴力を減らしたメキシコの刑務所

　メキシコでもっとも危険と言われていた刑務所において、平和秩序をもたらしたとして、メディテーション（瞑想）が評価されている。その刑務所は、すでに国がコントロールできない程度の危険な場所だったことで有名であった。

　ヌエボレオン州のアポダカ刑務所は、最近のメキシコの歴史上もっとも危険な刑務所内での暴動があったような場所だったそうです。

　しかし。なんと瞑想教育を取り入れた結果、メキシコ内でもっとも平和な刑務所となったそうです。正直、これは耳を疑います。（と同時にメキシコでもっとも平和と言っても相当危ないのではないかと邪推します。。）

変化は瞑想による　

　これらの劇的な変化をもたらしたのは、２０１４年から実施された７００人の囚人に対して実施された瞑想プログラムでした。なお、同時に刑務官や守衛の方に対してもこのプログラムは実施されていました。このプログラムのコーディネーターによれば、瞑想プログラムを実施してからというもの過度の暴力事件は発生が止まったそうです。

　この刑務所では２０１１年に１４人の被拘禁者が殺害され、その体を焼却されるという事件が起きていました。２０１２年にも暴動が。。

　あまりにも衝撃すぎるのでネットで探したらこのような記事やまとめが散見されました。恐ろしすぎる。というか危険すぎて、間違って刑務所に入ったら死ぬレベルですよ。

www.cnn.co.jp

matome.naver.jp

メキシコにはメキシコの問題点があった

　我々日本人でも、メキシコのドラッグはマフィアに牛耳られていて、とんでもない力を持っているというのは知っておりますが、やはり刑務所内でもいざこざがあるみたいです。

　囚人の間では、潜在的にとどまることのない緊張があり、暴力的な事件がいつ起きてもおかしくない状況だったようです。

　しかし、瞑想プログラムがそのストレスを軽減することに成功したとのことでした。

取り締まりを強化することにより刑務所がパンパンになっていた

　メキシコでは、度重なる組織犯罪に対処するために取り締まりを強化した結果、囚人をコントロールできなくなった刑務所は組織犯罪の温床になって行きました。

　このようなパンパンの状態で、しかも対立するギャングが同じ刑務所に同居するなどの状態があったそうで、すでにプリズンブレイクのシーズンⅡを見ていなくても、その恐ろしさが容易に想像できます。

　このような状況にあって、瞑想により対立を軽減したというのはとても驚きです。

南米を見渡してみれば、瞑想以外に功を奏したプログラムもあった

　瞑想プログラム以外にも、若い囚人に対して、他の南米地域では、セラピーセッションやリハビリのためのワークショップ、さらにはスポーツも効果的に行われ、再度犯行に及ぶ率や刑務所内での暴力を減らすことに成功しているようです。

　個人のスピリチュアルな面を成長させるための宗教的なプログラムも、チリでは行われているみたいです。

それでも刑務所内の暴力の危険は続いている

　記事によれば、これらのテクニックを駆使しても囚人間の暴力を完全に止めるのは極めて困難だということです。例えば、ブラジルでは近年刑務所内での殺人が頻発しているようです。その原因としては、二つの有名なギャング同士の休戦協定が崩壊したことがあるようです。

　歴史を眺めれば人間の暴力はとどまることを知らず、我々は一度も暴力のない時代を体験していませんし、歴史の授業で勉強できていません。根絶は不可能ですが、その可能性の一手段として、瞑想というのは効果的だったみたいだという記事紹介でした。

最後に

　日本の刑務所ってどうなんだろうなあとふと思いました。ホリエモンが刑務所の中での話を語っていましたが、とてもこんな修羅の世界ではなかったように思います。場所にもよるのでしょうが過激なメキシコを知り、日本でよかったと思った次第です。

　読んでいただいてどうもありがとうございました。瞑想の効果については色々な記事がありますがありますのでもしよければ見てみてください。

meisoudebennkyousiyo.hatenadiary.jp

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