瞑想するとエリート・成功者になりやすいと言われる仕組みをわかりやすくまとめてみた。
エリートや成功者を育てる瞑想習慣
こんにちは、まめたろうです。
本屋に行けば、「エリートや成功者が瞑想をしている!」みたいな本を見かけるようになってきました。そんなとき、まめたろうはいつも「成功者だから瞑想するのか、瞑想しているから成功したのか」など、卵とにわとりどっちが先かみたいな考えがいつも頭にありました。
まめたろうのように、この点について気になっている人も多いと思うので、まとめてみました。結論から言うと、瞑想は、エリートや成功者になることと強い関係があると思います。
(あくまでまめたろうがそう思うということであって、メモ程度にごらんくださいませ。)
次世代のビックビジネスチャンスとされる「瞑想」
瞑想は、最近では、科学的にその効果が解明されてきていることもあり、徐々に宗教的な側面が薄れ、一般的なエクササイズとして認知されつつあります。さらに、今回紹介する記事によると、Gary Vaynerchukさん(ソーシャルメディアアントレプレナー)によれば、瞑想は次世代のビックビジネスチャンスであるそうです。
確かに、それはもっともだと言えます。だって、どうしたら頭がよくなるのか、スポーツができるようになるのかという永遠の疑問に対して答えを与えるようなものなのですから。
瞑想の効果を簡単におさらい
瞑想の効果はこれまでにも何回か紹介してきました。
簡単にまとめると
- 集中力が増す
- 創造性が増す
- ストレスや不安が軽減される
- 記憶力を良くする
- 脳の構造を変え認知能力を高める
などがあると言われています。
この記事において、Bill Harrisさん (Holosyncの開発者で、CenterPointe研究所創設者)は言います。
科学者が発見したことは、すべての典型的な人間が持つ問題、例えば、不安やモチベーションの欠如、自身の欠如やうつ、決定力がないことなどは、脳のある部位が過度に活発になっているか、過度の機能不全になっていることが原因だということです。
まめたろうも様々な関連記事を紹介していますので、興味のある方はそちらもご覧ください。
そして、ハリスさんは、瞑想によって、これらの問題を解決するだけでなく、上の瞑想の効果で紹介した創造性を高めるなどの効果もあることを語っています。
スタンフォード大学で実施された子供に対するマシュマロ実験
子供たちが、必死にマシュマロを我慢する姿が可愛すぎます笑。ぜひ見てみてください! 自分の意志力まで試されているかのようなリアルさで、たまりません。
瞑想が脳にいいことがわかりますが、実際にではどういった理由で、「瞑想がエリートや成功者を創る」のでしょうか。マシュマロ実験がそれを明らかにしているみたいです。
このマシュマロ実験は、簡単にいうとこんな感じです。
1960年代に実施された実験で、子供にある部屋に入ってもらい、目の前のテーブルにはマシュマロがあるという状態を作り出します。
そして、子供に対して、「もしマシュマロを食べずに我慢したら二つあげる」と言います、つまり、目先の報酬を我慢して、将来のより大きな報酬を得ることができるのかという実験です。
その後、この実験に参加した子供たちを追跡調査した結果、マシュマロを我慢できた子供たちは、その後の人生においてより成功を収めている確率が高かったということでした。
ビルハリスさんはこの実験を何十年と追跡するとともに、2011年に脳のスキャンテクノロジーを駆使した最新の研究結果も参照した結果、次のように結論付けています。
目先の報酬を得ずに、将来のより大きな報酬を得ることができた子供たちは、脳の前頭前皮質がとても強靭だった。この部分は、問題解決や失敗から学ぶ能力、パターン認識、合理的な思考、意志力にとても深い関わりがある部位だ。
そして、この子供達の脳でさらに注目すべきは、大脳辺縁系の活動が穏やかであったことだ。
それに対して、目先の報酬を我慢できなかった子供たちは、大脳辺縁系が過度に活発になっており、前頭前皮質が小さく、あまり機能的ではなかった。
これは、とても興味深い発見です。脳の機能とサイズが、人間の行動パターンにとても大きな影響を持っていることを示していると思います。
この2つの脳の部位を簡単にまとめると
前頭前皮質
一言で言えば、合理的に物事を考えて、よりよい解決に導いてくれるところ
大脳辺縁系を見張っている
大脳辺縁系
感情と深い関わりがあり、本能として闘争したり、逃げ出したりすることに関わっている
金銭的欲求や食欲、キレる、さぼることとつながっている
大脳辺縁系が優位になって物事を判断していると、長期的な結果が見えなくなり、IQも下がり、バカなことをして後で後悔することになります。
目先の利益を追求してしまう理由は、脳にあったということ
このように、大脳辺縁系に火がついてしまうと人生大変なのです。
記事ではたとえ話として次のような話が取り上げられていましたので紹介します。
もし、スーパーに行ってとっても美味しそうなチョコレートパンがあった時、まずだべたいなあと思う。
このようにまずは本能の部分が勝ってます。しかし、何秒かした後、前頭前皮質というヒーローが現れ「ちょっと待て、今、そりゃたべたらやばいだろう。」と抑えてくれるのです。
こういったことは日常的に体験していてよくわかりやすかったです。また、ここで前頭前皮質の機能が弱まっていると、衝動に流されてしまうのです。
またハリスさんは、刑務所にいる人々のほとんどは、大脳辺縁系の活動が過度になってると指摘しています。「結果を考えることなしに犯罪に走ってしまう理由はここにある」と言っています。
このように、目先の利益を追求していると、努力できない人になってしまいます。結果として、長い努力を必要とする「エリート」や「成功者」への道は閉ざされてしまうのです。
デジタル時代において、目先の満足感を得ることの危険性
このTED TALKS(テッドトーク)では、目先の利益を追うことの危険性が語られております。英語版です。
まとめると、
- デジタル社会になり、目先の報酬を求める傾向を持ってしまうと、自分自身を多くの危険に晒すことになる
- 目先の利益や快感しか追求できなくなると、美しさや見た目の良さばかりで判断するようになり、愚かな消費者に成り下がってしまう。
- グリット(grit)という、一つの将来の目的のために頑張り続けられる力は今後より求められる
- 自分は絶対にできるようになると信じて、1つのことを何千回も練習することができれば、確実にIQや才能は伸びると知ることが重要
- 目先の快感しか追求できないと、すぐにうまくいかないと続かない
などなど、いろいろなことが語られていました。
印象的だったのはアメリカではポルノに依存してしまっている子供達は11歳くらいからいるそうです。
また、特にスマホ世代は、わからないことがあったとしても、わからないまま考えることもなく、ウィキペディアで一瞬で情報が得られます。
デジタル空間に長く身を置くことで、より目先の快感が満たされる経験が多い傾向にあります。
意識的に、「現在は得られないが、将来に大きく得られる報酬」を得るために行動するインセンティブを持つのはより困難になってきているという点については、納得でした。
ただ、このような問題点は、子供だけでなく全世代に当てはまることだと思います。
結果として、瞑想は、人生において成功を収める可能性を高める
目先の報酬をより重視してしまうのは、おそらくどんな人にも当てはまる傾向だと思います。目先の報酬はとても強い誘惑を持っています。
とりわけ、デジタル社会は、なんでもスマホで手に入れられますし、刺激的なものも、美しいものもとても多いです。
だから、知らず知らずのうちに、我々の脳は、その形を悪い方向に変わっていっているのかもしれないと思います。
瞑想は、前頭前皮質を強化します。そしてより活発になり、脳の主導権を取ることができるようになります。そして、大脳辺縁系の活動を抑え、小さくできます。
結果として、より成功しやすい、努力を続けられる人間の脳になるということです。これが、成功者へのカラクリです。
まとめ
一言で言えば、瞑想すれば、成功する可能性が高まる。それは実験結果に裏付けされている、とうことです。
いかがでしたでしょうか。
最近でも、グーグルなどのシリコンバレーの先端企業のみならず、ヘッジファンドなど金融の成功者たちがどんどん瞑想を社員教育の一環として導入されております。
科学的な知見がどんどん増えて、瞑想の効果が明らかになればなるほど、この傾向は高まり、結果として多くの瞑想をする人々が増え、ビジネスチャンスとなるのでしょう。
誰しも成功したいですが、自分なりの視点を持って、日々生きていく助けとしての意味で、まめたろうは瞑想をお勧めします。
meisoudebennkyousiyo.hatenadiary.jp
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そのほか、こんな効果もあるって言われているみたいです。もしよろしければごらんくださいませー!
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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