改めて、瞑想を続けている理由について書き出してみる
瞑想は続けてこそと言われている
こんにちは、まめたろうです。瞑想を続けて、今日に至るまで1年と2ヶ月程度です。ただ、結構ゆるく続けてしまっているので、他の方に比べれば、大した効果はないように思えますが。。
それなのに、どうして瞑想を続けているのかについて自分なりに考えてみました。
正直な自分なりの感想です。嘘はないですが、真理とかそういうものではないので個人差も加味してください。
瞑想は習慣化してしまっている
これが大きいですね。一日のうちに瞑想をする時間を取るのは簡単です。気がついたら目をつむっていつも通りのルーティーンをこなせばいいだけなので。
実は最近瞑想をする時間がどんどん長くなっています。一日2回くらいやれればいいなと思っているのですが、1回だけしかできない時もあります。
自分の感情についての理解が変わるから
瞑想をすると、感情の理解に変化が起きます。
不安な気持ちとか、そういうネガティブな気持ちも、喜びの感情も、一時的なものです。それはみんな一定程度は理解している。けど、囚われまくる。
まめたろうの場合、瞑想を続けた今でも不安な感情とかはやはり心に浮かび上がってきます。
ただ、そんな時、きっと昔の自分なら、それについて考えたり、さらなる不安な出来事を思い浮かべて強固な感情にしてしまっていたと思いますが、今は、そんな自分を「不安な気持ちを感じているなあ」と客観的に眺めることができます。
こういうのって、きっと頭では理解していても、実際に実行するのはちょっと難しいことだと思います。
まめたろうの場合、瞑想を通じて、ネガティブな感情が来たら即時に「そういう感情を持っている自分を客観的に見つめる」という選択肢が頭の中に用意され始めました。
これまでの自分はこういった即時に客観視するような選択肢がなかったんだなあと思いました。
まめたろうは瞑想によって、こういった行動の選択肢を得ることができました。ただ、これは訓練なので、別に瞑想による方法以外の方法でも得ることはできます。
感情について、実体験として理解が変わると、やるべきことに集中できます。
心が反応することについて客観的に考えられるようになったから
これもさっきの感情の話と同じです。状況に応じて自分が感じる心の変化に対して、客観的に見るという視点ができました。緊張する状況とか、色々な状況で、勝手に体が反応しますよね。それのことです。
例えていうなら、自分自身は、RPGのキャラクター。客観的に見るのは、それをコントロールしているプレイヤーという感じでしょうか。
ここで、客観的に見ることがどうしていいことなんだ!?と思った方もいるかもしれません。
私がここで、「客観的に見ることができるようになった」と表現していることは、(仕組みはわかりませんが)自分自身を落ち着かせることができるということなのです。
心が状況に対して反応する強度を弱める方向に作用するんです。だから、以前より、堂々としたような気持ちになれます。
なんというか、諦めの境地に至るというか。自分がしたことに対して、後で他人からどう評価されるかというのは別に考えても仕方がないということを納得できるのです。
きっと、そんなことは頭ではわかっていても、気になってしまうというのが普通だと思います。ただ、瞑想を通じて、「納得できる」ようになるんです。
自分の知識の拡大に作用しているから
これは別に瞑想に限らずという話ですが、瞑想を軸として自分の中の興味が広がりました。これまでは全く見向きもしなかったテーマについてちょっと調べてみようかなという気持ちも膨らみました。
呼吸法にしても、太陽の体に及ぼす効果にしても、またヨガについても徐々に興味を持ち始めました。
人間の体って、自分が思っていたよりも、もっと色々な機能が隠されているんだろうなと感じました。瞑想をして、自分のこれまでの経験からすれば不思議と感じざるを得ない身体感覚に至ることもあります。しかし、それは自分の知識が不足しているだけで、人体の機能の観点からすれば、きっと普通なんでしょう。
様々なことに興味を持てたことは良かったです。
以前より体が休まる感覚が強くあるから
瞑想をしている生活をすると、体が強くなった気がします。私は食事制限も何もしていませんが、まず病気しなくなりました。体調が悪くて鼻水が出ることも多々あったのですが、それが本当に亡くなったので、ティッシュの消費量が異常に減りました。
瞑想をしてから睡眠すると眠りもよくなった感覚はあります。ただ、目下の課題は瞑想中に感じる睡魔を乗り越える経験をもう少し持ちたいという点ですが。
頭が良くなったかと言われればわからないけど、いい影響は確実にあると思っているから
そもそも一番最初に瞑想をやろうと思ったのは、感情面への対処がうまくできるようになったり、頭が良くなると聞いたからです。しかし、この頭が良くなったかどうかというのは良くわかりません。。集中力はもともとあった方なので、今となっては、集中力が増えたかどうかというのも実はよくわかりません。。瞑想を始めた当初は、集中力もアップしたと感じていたので、もしかしたら、それに慣れてしまったのかも。
ちょっとした切り替えに便利
これまでだったら、ちょっと昼寝でもしようかというときに、瞑想してみることで、頭がスッキリします。最近は、別の記事でも紹介した呼吸法を合わせて実践することでスッキリ度は増しました。おすすめですよ!
ここまで読んでもらえばわかると思うのですが、私は別に人間としての徳を高めたいなどといった高尚なる目的はないのです。。
ただ、自分の人間性を高めたいなと思う気持ちは強くなりました。瞑想を通じて。
今後のテーマ
習慣化したので、次は深める方向へ
瞑想に興味がある人は、まず適当でもいいので、ある程度の方法論をネットや本で調べたら、やってみればいいと思います。もちろん精神的に病んでいたり不安があるときには必ずしもいい影響が出るとは思えないので、ちょっと時機は見計らった方がいいとは思います。
私は、そんなこんなでどうにか1年以上も継続することができました。きっと今後も努力せずとも瞑想を続けることができる習慣を得ることができました。
今後は、本格的に瞑想について知識や理解を深めていけたらいいなと思っています。
具体的には、しっかり本を読んで体系的に学んだり、瞑想の集まりなどに出てみようかなあーという気持ちもあります。
実際、最近、ちょっと別の瞑想の方法を試してみました。
ツイッターなどでおすすめされていたヴィパッサナー瞑想という方法です。今後もう少し深めてから継続したいとは思っているのですが、やってみて、これまで実践していた瞑想とはまた違った感覚を得ました。また別に書きたいとは思っていますが、やはり面白いです。色々な角度から感覚の訓練をするというのは。
瞑想始めてよかったー
自分ではおそらく無理だと思っていたことが、瞑想を通じて少しずつですが、可能なんだと思えるようになったのは、収穫でした。
なんというか、やはり人生の苦しみみたいなものは、減るわけではないと思います。
未だにストレスを感じることは多いですね。
ただ、どう対処するのかというときに、瞑想は有益な手段です。
上司に怒られている最中に、おもむろに目をつむって瞑想始めろって話じゃないんです。会議中に、テンパったら瞑想しろってことでもありません。
普段からの瞑想を通じて、自分の精神面や体の理解がちょっと進んで、どう対処するかという知恵が身につくという感じです。
今後は、実際に知識も身につけていけたらいいなーなんて思っています。