瞑想とあそぼ。

楽しく人生を過ごすために、瞑想始めてみました。

「スタンフォードの自分を変える教室」を読んで実践してみる

スタンフォードの自分を変える教室

 一時期話題になりましたよね。

 テッドトークでも著者のケリーマクゴニガルさんの話を聞いたことがあります。

 たまたま書店で気になって読んでみると、面白いテーマだったので、アマゾンで購入してみました。

 こういった本は、自己啓発本の一種で、読んでみて「いいこと書いてあるな」と思って、そのままいい気分で読み終えてしまいがちです。

 つまり、本の内容を自分の生活の一部とすることはほとんどありません。

 

 まめたろうは、そんな経験ばかりだったので、今回は、「自分を変える」ためにも、実際に書いてあることを実践してみて何がどう変わるのかを自分自身で実験してみようと思いました。

 

実践の方法

 この本は、10章に分かれており、それぞれ講義の順序で、構成してあるそうです。

 ですので、実際の講義では、受講生達は、一週間ごとに講義で学んだことを実生活に応用してみて、その結果を次週の授業に生かしていっていたとのことです。

 この本で推奨されている方法は、実際に1章ずつ実際に試してみるとのことなので、その方法を取っていきたいとも思います。

 

なんで実践しようと思ったか

 著者の方は、ボストン大学で心理学等を学んだのち、スタンフォード大学で心理学の博士号を取得した心理学者。専門は健康心理学で、ヨガや瞑想、統合医療に関する研究を扱う学術専門雑誌の編集主幹を務めている方のようです。

 また、テッドトークを見る限り、非常に快活で、元気を与えてくれそうな雰囲気の持ち主です。

 ここにあるように、ヨガや瞑想等を実践している方で、研究テーマである、人の健康や幸せ、成功や人間関係の向上等に資する実践的な取り組みもしているようなので、信用に値すると思ったのです。

 

今週のテーマ(1週目)

 この本は、意志力を強化するという目的があります。

 意志力によって、自分の人生をより良いものにできるという趣旨です。

 そのためには、様々な場面における意志力について、そして、人間の持つ特性について知る必要があります。

 詳しくは、本書を読んでいただきたいのですが、自制心は、まず自分を知ることから始まります。

 

 そこで、①できない理由を特定する、②もう一人の自分に名前をつける、③選択した瞬間を振り返る、④5踏んで脳の力を最大限に引き出すことが、この一週間のテーマです。

 もう少し詳しくこれから、一週間行うことを整理しておきます。

 

 まず、自分がやらなくてはならないと思っているのに、できないことはなんなのかを明らかにします。

 この作業で、自分がやりたいことをまずはっきりさせて、それができていない理由を自分なりにはっきりさせます。

 そのあと、そのできない理由を作っている自分に名前をつけていきます。

 こうすると、その理由がより具体的に捉えやすくなるようです。

 

 そして、実生活の中で、選択をした瞬間、例えば、食べたい、飲みたいものを決めた時、やりたくないと感じた時に、やらないことを決断した理由、逆にやると決めた理由などを振り返ります。

 こうすることで、自己認識力が高まります。

 

 これ、まさに、瞑想の基本的な作業と同じですよね。

 呼吸や身体感覚に意識を向けて、気が逸れたら、また呼吸などに意識を向け直すという単純な作業と同じです。

 

 ④は、まさに瞑想のトレーニングを指しています。

 これについては、ここまでゆるくではありますが、瞑想を細々と続けてきていたのでできそうです。

 

 これを一週間続けてやってみます。

 ①から④について、特に意識して生活します。

 そして、どういった戦略がもっとも効果があったのかについて検証するのが、目的です。

 

 では!!!!

 

この本の1章で気になった箇所、ラインマーカーを引いた部分など

  • 自己コントロールを強化するためのもっとも良い方法は、自分がどのように、そしてなぜ自制心を失ってしまうのかを理解すること
  • 自制心を発揮するには、肝心な時に自分にとって大事なことモチベーションを思い出す必要がある。これが望む力
  • 前頭前皮質が意志力を司る。「やる」「やらない」「望む」の各働きを司っている。
  • 自己認識とは、自分のしていることを認識するとともにそれを行う理由を理解する能力のこと
  • ほとんどの選択を無意識に行っており、なぜそうするのかという理由などろくに認識もしていなければ、どういう結果を招くかなど考えもしない。
  • 人は気が散っているほど誘惑に負けやすい
  • 考え事で頭がいっぱいになっていると、長期的な目標を忘れ、衝動的な選択をしてしまう
  • 自分の選択を振り返ることで、いい加減な選択の数が減っていく。
  • 脳は、取り組んだこと、繰り返し行うことによって、脳自体が変化していく。脳の一部の灰白質が増強されている
  • 定期的に瞑想を行う人の場合、前頭前皮質や自己認識のために役立つ領域の灰白質が増加する
  • 自己コントロールとは、一日中目標から離れかけている自分に気づき再び目標へ向かって軌道修正をするプロセス

 

 自分がやりたいと思っていることが、実現できるようになると考えるだけで、ワクワクしますね。

 いい本だという評判ですし、やってみたいと思います。