瞑想とあそぼ。

楽しく人生を過ごすために、瞑想始めてみました。

雑念が消えないと悩む必要はない

瞑想始めて一年経ちました

 こんにちは、まめたろうです。あけましておめでとうございます。新年になってから日にちが経ってしまいましたが、今年も瞑想の実践とともにブログも取り組んでいこうと思います。

 

瞑想を一年やってみての感想

 瞑想を始めて1年が経ちました。

 瞑想を一年間続けられるとは思ってもみませんでした。と言うのは、まめたろうは途中で飽きてしまうことが多い性格だからです。ブログを始めたきっかけは、そう簡単に瞑想をやめないようにというのも一つでした。

 正直、瞑想を全くやらない日もありました。

 寝る前にちょっと瞑想を数分、横になりながらやるだけとう日も。

 ただ、ちょっとずつでも続けることによって、瞑想をやらないと、どこか気持ちが悪いという感覚になりました。これが習慣化というものだと思います。生活の一部になっています。これは一年続けてみて最大の収穫だと思います。人生単位で有益な効果を得られる習慣なんてあまりありません。

 

この1年をふり返って

 瞑想を始めて気になるのは、瞑想をしてる状態ってどういう状態なのかよくわからないということだと思います。

 目を瞑っているのが辛い状態、そのあとは、目を瞑っていてもすぐに何か別のことばかり考えている状態、そして、少しの時間だけでも、呼吸やマントラだけをしている瞬間が持てる状態などなど。

 まめたろう自身の瞑想体験からも、瞑想というエクササイズにも段階があるんだと思いました。

 しかし、いずれの段階でも、「雑念が完全に消えることはない」ということです。

 

常に何かを考えてしまうのは、健全である証拠

 雑念は、脳が持つとても優秀な機能です。ただ、その反面、副作用も多く、常に過去や未来の嫌な妄想にとらわれる原因にもなっています。瞑想は、ある意味で脳を不自然な状態に導くことで、脳や心をリセットさせるものなんだろうと思います。

 ですので、雑念、妄想に囚われてしまうことについて悩む必要はありません。むしろ、それに気がついて呼吸やマントラに戻っていくという作業を繰り返すことで、一歩ずつ前進しています。

 妄想、雑念にとらわれるという過程は絶対に必要な過程です。

 

瞑想をするときに一番良くないのは、続けないこと

 瞑想の効果は実感できないこともあります。まめたろうもブログの記事を書きながら、「こんな効果実感できていないなあ」と思うこともあります。だから、あんまり期待しすぎるのはいけません。

 しかし、確実に効果から遠ざかる一つの方法は、瞑想を続けないことです。これだけは、どんな研究を見てもはっきりいえるでしょう。

 

 好きな一節があります。

 ある若い学生が、「将来、何かの専門家になりたいが、その分野を極めるには時間がかかるので違う道に進もうと思う」と相談したそうです。先生は、「その学問を極めるのに何年かかるのか」と質問すると、「7年くらい、その頃私は25歳になっています」と答えました。

 先生は続けて質問します。「もし、その勉強をせずに7年経ったら、幾つになっているのか」と。

 

 やってもやらなくても、年をとるだけです。まめたろうは、瞑想をやらないで年をとるか、やって年をとるかと言われれば、絶対に瞑想を選びます。瞑想と仲良く、一緒に遊ぶような感覚で続けていけたらいいなと思います。

 

雑念を受け入れる。雑念が消えないと悩む必要はない

 瞑想は、終わったあとすっきりしますし、たまにとても心地の良い瞬間があります。

 しかし、勘違いされがちですが、瞑想自体は、例えばマッサージを受けるかのように気持ちの良いことではありません。むしろ、頭の中はフル活動なのではないかと思います。

 雑念にとらわれては呼吸に移り、という単純すぎる過程を何十、何百と繰り返すのはなかなか根性がいる作業かも知れません。

 いくらやっても変化が感じられないと思ったり、妄想や雑念にとらわれ、感情を揺れ動かされる自分に気づき、凹んだりする人もいると思います。

 しかし、愚直に単純な作業を繰り返すといつかどこかで不思議な、幸せに満ち、ネガティブな気持ちが一切ない瞬間に達することができるんだろうと思います。まめたろうは、そういう瞬間を体験して、「自分の感情は、幻想に囚われて、勝手に反応いていただけだ」と気がつくことができました。体感として。

 だから、瞑想自体はリラックスしたものではないですので、これから始められる方はそれも前提に考えておいたほうがいいと思います。

 雑念が止まらなくても、反応しない。そんな自分をそのまま受け入れる。

 

最後に

 今年も一年、愚直に単純な作業を続けていきます。色々な変化を楽しみに、今この瞬間という瞬間に生きる時間を少しでも長く体験していきたいと思います。

 今年もよろしくお願いいたします。