子供に対する瞑想教育を考えている人へ。家庭でもできる子供瞑想法
子供に対する瞑想は現在研究がかなり盛ん
「子供が大好きになる子供のための瞑想3選」がこの記事のタイトルです。
これまでにも子供に対する瞑想の効果は、いろんな記事がありいくつかをこのブログでも紹介してきました。
個人的には、瞑想は結構慣れるまで単調な作業なので子供は飽きてしまって、瞑想を続けられないのではないかと思っていました。しかし、そうでもないようです。
アメリカでは一定の成果が確認されている
アメリカにおいては子供に対する瞑想をかなり研究しています。あのデビッドリンチ監督率いるデビッドリンチ財団も、恵まれない子供に対して瞑想教育を施していますし、有名大学の医学研究所も研究に乗り出しています。
とりわけ、アメリカでは、本当に貧富の差が激しく、それが学力の差だけではなく、凶悪犯罪への加担率など、日本よりも深刻な影響が認められています。
そんな背景もあって、アメリカでは子供に対する瞑想の研究が盛んです。
瞑想によって得られる効果
よく言われる効果として、生徒の授業への出席率や授業への取り組み意欲の向上、ホアの生徒に対する思いやり、自己統制力の向上、ストレスの低減、ADHDの改善、過活動症状の改善など、これまでなかなか対処が難しいとされていた状況に対するより良い効果があります。
過去記事の中で「子供に対する瞑想」について参考になるもの
これまで色々と記事を書いてきましたので、もし詳しく知りたい方がいれば、参考にしてみてください。
そして、お次は、実際に家庭でもできる瞑想法です。
子供用の瞑想「バルーン」
これは先に紹介した英文記事に記載されていた瞑想法の一つですので、簡単に紹介してみたいと思います。
- これは、深い呼吸のエクササイズです。
- 立っていても座っていてもできます
- まず体をリラックスさせ深く息を吸い込みます。そして鼻からゆっくりを吐き出しましょう
- その後、お腹を吸った空気でいっぱいに満たすように、ゆっくりと深い呼吸を始めましょう。大きな風船を膨らませているかのように。
- 自分の限界までお腹を膨らませましょう
- 鼻から、ゆっくりと風船の中に溜まった空気を出しましょう。お腹の風船から直接空気を吐き出しているイメージを持ってください。
- この時、親御さんは、子供に対して、息をはくときに体全身がリラックスしていることを感じるように促してください。風船からゆっくりと空気が放出されるたびに、促しましょう。
- このとき、子供のために、風船から空気が漏れ出しているように「シュー」っという音をわざと出したりするのもいいでしょう。
- これを数分間続けましょう。
これは普通にマインドフルネス瞑想
これは6歳以下の子供でも楽しんでやってくれるようです。まあ、普段の呼吸への意識を、風船に置き換えただけですが、それでも子供たちは楽しんでできるでしょう。
バルーンをするときの工夫
- バルーンをするとき、子供たちに対し、風船の好きな色、吸い込む空気の好きな色をイメージするように言いましょう。
- また、吸ったり吐いたりする際に、それに合わせて手を広げたりする運動を組み合わせるのもいいでしょう。
- 最大限息を吸い込んだタイミングで、息を止めるように行って、その後、息をはく(お腹に指を当てて、風船から空気をだすジェスチャーをしてもいいでしょう)のもいいです。
ということでした。
子供に対する瞑想の効果は色々と確認されているので、安心して取り組むことができるエクササイズではないかと思っています。
もっとも、自分の子供に試す際には、ちゃんと色々と調べて、納得してからやるのがいいと思います。
半信半疑でやるのはあまりよくないと思います。
それでは。